「数学が苦手」「イマイチ好きになれない」、そんな高校生のために数学が好きになる本・マンガをご紹介します。
また、すでに数学が好きな人もさらに数学が好きになるような本・マンガばかりです。
数学が嫌いな人も好きな人も、気になる本があればぜひ一度お手にとって見てくださいね。
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数学が好きになるきっかけをつくるには?
小学校の算数は割と好きだった子どもでも、中学生になると
「数学が好きになれない」
「なんとなく苦手」
と、数学に対して苦手意識を持つようになることはけっこうあります。
特に、学校で習う内容がより難しくなるにつれ
「数学はなんの役に立つの?」
という疑問をもつ生徒が多くなります。
そこで、数学を好きになる・苦手意識をなくすためには、以下の2つの方法が有効です。
- 数学を得意になる
- 数学に関する本やマンガを読む
①数学を得意になる
例えば学校で習う教科で好きな教科を子どもに聞いてみると、多くの子どもが「自分の得意な教科」を答えてくれます。
やはり、得意なものは楽しいですよね。
「数学が得意な子どもは数学が好き」である可能性が非常に高いです。
逆に言えば、「数学が苦手なのに数学が好き」ということは基本的にありません。
数学が得意=数学が好き
これは子どもに限らず、やはり自分の得意なことが好きだというのは真理だと思います。
そのため、まずは数学に対する苦手意識をなくすことが必要です。
ただし、数学をすぐに得意になるのは難しいですよね。
まずは、簡単にできる対策として以下の2つを検討してみてください。
- 授業対策用に「教科書ガイド」を買う
- “わからない”を解消するために「スタディサプリ」を活用する
授業対策用に「教科書ガイド」を買う
学校の授業がわからない、予習・復習がうまくできない、そんな人は「教科書ガイド」を買ってみましょう!
教科書ガイドがあれば、教科書の問題の答えや解説、より詳しい説明を見ることができます。
教科書ガイドに関しては、購入を検討する前に以下の記事を一読してみてくださいね。
“わからない”を解消するために「スタディサプリ」を活用する
数学は、わからないことが積もってしまうと、この先ずっと苦手になってしまいます。
そのため、早い段階でわからないことは解消していくべきです。
正直、私も教員だったのでわかりますが、学校の授業でも「解説が進め方が上手で授業がうまい先生」と「解説や進め方が下手で授業がわかりにくい先生」がいます。
学校には授業が下手な先生も
たくさんいる
予備校や塾などは実力主義なため、授業が下手ということはほとんどありません(こういった先生は解雇されてしまうので)。
しかし、学校の先生は一度教員採用試験に受かってしまえば、授業が下手でも特に困らないのです(生徒の成績が伸び悩むといったことはあるが解雇などはない)。
また、そもそも正規採用で無ければ、実は免許さえ持っていない(臨時で発行してもらっているだけ)先生もいます。
そのため、「学校の授業を理解できない生徒が100%悪い」なんてことはまったくありません。
学校の授業についていけないのは
生徒の問題ではなく先生の問題かも
そうした時に有効なのは、「スタディサプリ」を活用することです。
スタディサプリの授業は、正直学校の授業よりもわかりやすいでしょう。
それは、一流の講師がプロ意識を持って作り上げた授業だからです。
学校の先生は、授業だけでなく給食指導やクラス指導、部活動指導などやることが山ほど有り、授業準備にかけられる時間がほとんどありません。
そのため、授業についていけない、数学が苦手な人は、一度スタディサプリの授業を見てみることをおすすめします。
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②数学に関する本やマンガを読む
「数学の勉強をする気になれない」
「数学は嫌いじゃ無いけど好きではない」
そんな人におすすめなのは、数学に関する本やマンガを読むということです。
実は、数学が好きな人、クイズや勉強が得意な人は子どもの頃に読んだ数学本にかなり影響を受けています。
そのため、数学への認識が変わる一冊に出会えれば、数学が好きになるきっかけを掴むこともできるでしょう。
そこで以下では、「元数学教師が選ぶ!数学が好きになるおすすめ本&マンガ7選」をご紹介します。
元数学教師が選ぶ!数学が好きになるおすすめ本&マンガ7選【高校生向け】
数学が好きになるおすすめ本&マンガを元数学教師の私が厳選しました!
高校生向けに7つの書籍を紹介しますので、ぜひ参加してみてくださいね。
①数学ガール
実はこの本は、私が「数学の教師を目指すきっかけになった」一冊です。
内容的には、高校で習う計算ばかりの数学よりももっと先の数学です。
大学の授業で習う数学の本質を捉えたような内容がメインです。
正直私自身、実は学校の数学の授業は好きではありませんでした。
そして成績もイマイチ。
しかし、この本を高校1年生のときに読んだことで人生が変わります。
「数学ってこんなに面白いんだ!」と感動し、数学に目覚めるきっかけとなったのです。
それまで文系よりだった私は、この本をきっかけに数学関連の本を読み漁り、高校数学も猛烈に勉強するようになりました。
内容的には結構思考をめぐらせるところもあるので、数学が苦手過ぎる人には向いていないかもしれませんが、気になる方はぜひ一度お手にとって見てくださいね。
②数字であそぼ。
数字であそぼ。は、大学生が主人公の数学マンガです。
Amazonでの評価がとんでもなく高く、レビュー数も多いので人気があるのは確か。
レビューを見てみると「数学の話はよくわからないけど面白い!」といった声も。
私も実際に買って読んでみましたが、なかなか面白かったです。
数学系学部の大学生のリアルな感じがたまらないですね。
現在はまだ連載中で完結していません。
数学的な内容は少し難しいかもしれませんが、これをきっかけに数学に対するイメージが変わるかも知れません。
③とてつもない数学
この本は、1分読めば面白さがわかります。
本のタイトル通り、「とてつもない」という感じ。
完全に内容が理解できなくても、「へ~」という感じで読み進められる一冊。
一言でいうと、数学の雑学・うんちく本ですね。
④解きたくなる数学
解きたくなる数は、人気テレビ番組「アメトーーク」の本屋で読書芸人でカズレーザーさんが紹介した本です。
数学をなぜ我々は学んできたのかっていうのが直感的に分かる本。
引用:アメトーーク本屋で読書芸人
数学なんて実際に世の中で使わないよって言っちゃうじゃないですか。
あれは使えなくなったから。
これ大人になってから読んでほしいです。
大人が読んでも楽しい本ですし、中学生が読めば「数学はこんなところで使えるんだ!」と数学の具体的な活用例を知ることができるため、より数学を身近に感じられるようになるはずです。
⑤青の数学
青の数学は、数学の道をひたむきに歩む男子高校生が主人公の物語。
若き数学者が集うネット上の決闘空間「E2」での戦いや、数学オリンピックを制した天才少女「京香凜(かなどめかりん)」との出会いなど、面白い要素がいっぱいの小説。
一度読み始めたら止まらなくなる良本です。
⑥数学ゴールデン
数学ゴールデンは、人気テレビ番組「アメトーーク」のマンガ大好き芸人で麒麟の川島さんが紹介した青春数学マンガです。
このマンガの主人公は、数学オリンピックを目指す男子高校生。
ちょうど同じ年齢のキャラが活躍するマンガなので、共感できる部分も多いかも知れませんね。
割とギャグ要素もあるので、数学が苦手な人も楽しく読むことができる一冊です。
⑦大学への数学
大学への数学は、数学が好きな方向けの学習誌です。
毎月1冊刊行されますが、単発で買っても楽しめますよ。
学校の授業で習わないようなテクニカルな手法が載っていたり、ちょっと難しい数学の問題に挑戦したりすることができます。
「読む」というよりは、「解く」がメインなので問題集に使いかもしれません。
学力コンテストにもチャレンジできるため、数学力に自信がある方はぜひ問題を解いて応募してみてくださいね。
今回ご紹介した数学本・マンガは厳選した7冊ですが、この他にも素晴らしい書籍はたくさんあります。
本屋や図書館に行った際には、ぜひいろんな数学本にふれてみてくださいね。
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