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数学はなぜ必要?数学を学ぶ5つのメリットと活用例まとめ

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数式の数々

数学はなぜ勉強しなければならないのでしょうか。

最近では、人気テレビ番組「チコちゃんに叱られる!」でも話題となりました。

今回は、数学を学ぶ5つのメリットと、そのメリットが役立つ活用例をご紹介していきます。

タップできる目次

大人も数学は必要!就活で数学が必要になる理由とは?

中学校や高校で学ぶ「数学」は、小学校で学ぶ「算数」よりも難しく、途中で挫折する人が多いのも事実です。

しかし、実際は就活の試験でも数学の問題を解くことがあるなど、数学は世間から必要不可欠となっています。

数学は就活の試験でも
出題されることが多い

「数学は必要ない!」という人もいますが、現時点で数学力を試すようなテストがあるということは、大人になって働くときにも数学的な力が必要であるという証拠です。

つまり、数学ができる人は会社に貢献している実績があるということです。

数学のテストがある
=数学のできる人間が会社は欲しい
=数学ができる人は仕事で成果を上げている

しかしそう言われてもピンとこない人も多いでしょう。

この話だけでゃ、数学を学ぶ意義を感じことは難しいと思います。

そこで今回は、数学をなぜ学ぶのか、「数学を学ぶメリット」にフォーカスして話をしていきたいと思います。

なぜ数学を勉強する?チコちゃんに叱られる!での回答は・・・

机の上のテスト

なぜ数学を学ぶ必要があるのか。

まずは、最近話題となったテレビ番組でも回答を見ていきたいと思います。

「チコちゃんに叱られる!」での回答は、端的に言えば「論理的な思考が身につくから」でした。

小学校のときには算数、中学以降は数学と似てるようで全く違う学問である。

算数は、日常生活で使うレベルの計算力を養うもの。

対して、数学は問題を整理して答えを導く学問で、論理的思考を身につけるものであると解説した。

https://sirabee.com/2020/09/19/20162412063/

しかし、これだけみても正直ピンと来ない人が多いのではないでしょうか?

番組内でのやり取りをもう少し見てみましょう。

中学・高校と6年間かけて習う数学ですが、これを疎かにしているとグチャグチャな話し方をする大人になってしまうかもと西成先生。
自分の言っている事が相手に伝わらないというのはそれすなわち論理的に自分の言っている事を説明できていないからだったり。
「結局何が言いたいの?」と他人から指摘された事はありませんか?そんな人は論理的な思考が足りていないのかもしれません。

https://tmbi-joho.com/2020/09/18/chikochan-reg106-3/

個人的には、こちらの部分がかなり核心を突いている回答なのではないかと考えています。

つまり、論理的思考力が低い人ほど、自分の考えをうまく説明することができずに相手にも伝わらないというのです。

こうした事柄は、点数化されることがないので非常にわかりづらいのですが、実は「大人になってから仕事ができる」と言われている人は、こうした論理的思考力に特化しているのではないか、と私は考えます。

つまり、数学を勉強することで、以下のようなことが起こると考えられます。

STEP
数学を勉強する
STEP
論理的思考力がUP
STEP
自分の脳内をうまく整理することができる
STEP
自分の考えを相手にうまく伝えることができる
STEP
結果、話の上手な人・効率的な考えのできる人と周りから評価される
STEP
仕事ができる・仕事の成果が評価されやすい人間になる

もちろん、数学を学ぶメリットは、論理的思考力のUP以外にもあると考えられます。

以下では、数学を学ぶメリット5つをご紹介します。

数学を学ぶ5つのメリット&活用例

数学を学ぶとどんな良いことがあるのでしょうか。

中学校や高校で数学の勉強を頑張ることは、以下のようなメリットがあります。

数学を学ぶ5つのメリット
  1. 論理的思考力が身につく
  2. 問題解決能力が身につく
  3. 空間認識力が身につく
  4. 発想力(ひらめき力)が身につく
  5. データを正しく見抜く力が身につく

それぞれのメリットは、「論理的思考力が身につく」など抽象的な話だとわかりにくいですよね。

そこで以下では、それぞれのメリットをより具体的に例を挙げながら解説していきたいと思います。

数学を学ぶメリット①論理的思考力が身につく

数学の勉強をすると、「論理的思考力」が身につくなんて話を聞いたことはあるでしょうか?

つまり、「ロジカルシンギング」ができるということですね。

論理的思考=ロジカルシンギング

ロジカルシンギングは、物事を結論と根拠に分け、その論理的なつながりを捉えながら物事を理解する思考法です。

例えば論理的に話をすることで、聞いている相手に話が伝わりやすくなります。

こうした人は、就活の面接や集団討論でも高評価を得ることが可能です。

また、仕事をする上でも誰とでもコミュニケーションがうまく取れるため、人間関係も良好に。

論理的思考力が高い
⇒人間関係がうまく築ける

さらに、論理的思考力が高いと、分析力や生産性もおのずと高くなります。

その結果、仕事が効率的に進み、より高い評価を受けることも可能となるでしょう。

論理的思考力が高い
⇒仕事ができる人間に

活用例:仕事の成果や評価につながる

数学を学ぶメリット②問題解決能力が身につく

問題解決能力とは、問題解決の場面で既習のことがらを用いた方法を使って考えたり、発展させて解決できないか考えたりする力です。

つまり、問題解決能力が高い人ほど、これまで自分が得た知識から、問題を解決する方法を導くことができるということです。

逆に、問題解決能力が低いと、せっかく得た知識も役に立ちません。

例えば得た知識に関して、「知っているだけ」なのか「使える」のかでは大きな差があります。

問題解決能力が高い人は
得た知識を最大限活かすことができる

中学校や高校では、たくさんの教科を勉強しますね。

そのときに、得た知識を今後の人生において問題解決時に活かせるのかは、この能力が決め手になるとも言えるでしょう。

例えばTBSテレビ「アイ・アム・冒険少年」では、東大OBの伊沢拓司さんが自作のイカダを使って島から脱出します。

このとき、これまで得た知識を最大限に発揮し、さまざまなアイディアからイカダを作成している様子が見られます。

こうした場面を見ると、「問題解決能力を発揮する」というイメージがことが湧くと思います。

活用例:これまで経験したことのない問題に直面したときにも解決作を導き出せる

数学を学ぶメリット③空間認識力が身につく

空間認識能力とは、物体の位置・方向・姿勢・大きさ・形状・間隔など、物体が三次元空間に占めている状態や関係を、すばやく正確に把握、認識する能力のことです。

例えば野球で狙った場所にボールを当てる、飛んでくるボールを掴む際にこの能力が無意識的に使われています。

空間認識力は
スポーツの場面でよく使われる

つまり、キャッチボールが下手、テニスでラケットにボールが当たらないといった人は、単に「空間認識力が低い」という可能性があります。

数学では、平面図形や立体図形を学ぶことがあります。

こうした際に培われる力が、空間認識力です。

数学の勉強によって
空間認識力が高められる

この能力が高いほど、脳が正確に空間を認識することができるため、スポーツでボールを打つ・掴むといったことがより上達するでしょう。

また、実生活においては、スーパーのレジでカゴや袋に商品を詰める際、より上手に配置できるといったこともこの能力です。

さらに自宅でも、家具をうまく配置することができたり、より効率的なものの配置ができるようになると考えられます。

こうした能力は、もちろん仕事をする上でも役立つに違いありません。

活用例:スポーツが上達する

数学を学ぶメリット④発想力(ひらめき力)が身につく

数学を勉強することによって、発想力(ひらめき力)も身につきます。

数学の問題を解く際には、たった1つの問題から考えられる可能性をこれまで得た知識から探る作業が必要となります。

そしてその中で、さまざまな「気づき」を発見することになります。

こうした作業の繰り返しによって、「気づく力」つまり、「発想力(ひらめき力)」が養われていくのです。

繰り返し問題を解くことで
発想力が養われる

発想力自体は、人生にとってとても役立つものだと私は考えています。

さまざまなアイディアが浮かぶのは、仕事でも家事でも育児でも、数々のシーンで助けになるからです。

活用例:商品やサービス開発に役立つ

数学を学ぶメリット⑤データを正しく見抜く力が身につく

数学を勉強すると、データを正しく見抜く力が身につきます。

データを見抜く力ということは、さまざまな場面において、「騙されない」ということにもつながります。

例えば、以下のようにマスコミによって印象操作が行なわれた例があります。

円グラフというのは、視覚的に数字を認識させることに長けていますが、右側の円グラフが明らかにおかしいことがわかるでしょうか?

「ネガティブ」が大多数を占めているかのような円グラフの描き方をしていますが、実はネガティブは48%なので、半分を下回っているはずなのです。

数に強いと騙されない

それにも関わらず、円グラフで半分以上を赤く塗ることで、あたかもネガティブ層が多いように見せかけているのですね。

こうした印象操作も、数学が得意な人は瞬時に見抜くことができるでしょう。

今回の例は単なる誤りでは?と思い人もいるかもしれません。

しかし残念ながら、こうした手法はテレビ業界で頻繁に使われているようです。

このように、印象操作を行なえばおのずとバレ、信頼を失うことになります。

また、ミスだとすれば、それはそれで致命的なミスとも言えるでしょう。

データを正しく見抜く力は、仕事でデータを扱う場面などで役立ちます。

活用例:仕事上のミスを防ぐ

数学は勉強する意味はある!デメリットは存在しない

数学はなぜ勉強しなければならないのか、ほとんどの人が一度は考えたことがあるでしょう。

数学を勉強することで得られるメリットは大きいです。

逆に言えば、数学を勉強するデメリットはありません。

数学を勉強することのデメリットはない

数学が得意で困る、なんてことはありませんよね。

数学は難しい、嫌いという方もいるかもしれませんが、中学校や高校で学んだことは必ず将来役立ちます。

めげずに数学と向き合っていきましょう。

数学を直接に使うことはほぼないが・・・

ちなみに、大人になって数学を直接仕事で使う場面はほぼありません。

例えば「sin」「cos」を使う場面は、かなり特定の職業になるでしょう。

しかし、数学を直接使わないからといって数学をやらなくても良い理由にはなりません。

実は、多くの人がそのこと自体には気づいているはず。

そのすべてを物語っているのが次のツイートであり、いいね数が多い理由だと思います。

数学は世の中では使えないが
数学ができないやつは世の中では使えない

※ツイートが削除されていたため、だいたいの内容を記述しています

こういったツイートに5.3万人がいいねを押しているということは、この理論を多くの人が支持しているということです。

この内容が理解できると、きっと数学を学ぶ意味がわかるような気がします。

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