人生の転機は急に訪れるもの。文系の学生であっても、急に数学教師になりたいと思う日がくるかもしれません。
今回は、そんな人のために文系の学生が数学教師になる方法をご紹介していきます。
文系の学生でも数学教師になれる？
数学は理系の分野です。
そのため、基本的に数学教師になりたいのであれば、高校で理系コースを選び、大学は数学の教員免許が取れる学部に入学をしなければなりません。
数学教師になりたい人は
理系コースが基本
しかし、高校の文系コースの学生や大学で文系学部に所属していても、数学教師になりたいという人も実際は少なからずいます。
一般的にイメージですと、文系の学生が数学教師になるなんて……という感じだと思います。
また、学校の先生に相談しても「無理！」と言われてしまうこともあるかもしれません。
しかし、結論から言うと文系の学生であっても、数学教師になることは可能です。
文系の学生でも数学教師になれる！
そして私の知人にもそういった道をたどって数学教師になったという人は数人存在します。
文系の学生が数学教師になるにはどうする？
以下では、実際に文系の学生が数学教師になるための方法について解説していきます。
現在高校で文系コースに在籍している学生、大学で文系学部に在籍している学生の2パターンにわけで解説していきましょう。
高校で文系コースに在籍している学生
高校ですでに文系コースを選択してしまっている場合は、次の2つの選択肢があります。
理転する
1つ目は、理系に「理転」するということ。
つまり、理系のコースに変更するということです。
「文転」という言葉はよく耳にしますが、理転は実際に厳しいと言われているため、あまり聞き慣れないかもしれません。
また、学校によっては科目の履修の関係で、理転がかなわないこともあるでしょう。
こういった学生は、次の施策をするほかなさそうですね。
自分で理系の教科を勉強
すでに文系コースに進んで理転ができない学生に関しては、自分で理系の教科を勉強するしかないでしょう。
数学教師になるには、基本的に大学で数学の教員免許が取れる学部に入学しておくことが必要です。
そのため、理系の学部に受験をすることになるでしょう。
その学部に必要は受験対策を、学校の授業とは別に自分で対策していくことが必要となります。
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大学で文系学部に在籍している学生
すでに大学で文系学部に入学済みという場合は、大学で数学の教員免許に必要な単位を履修するか、通信教育で数学の教員免許を取ることになります。
しかし、大学によってはそもそも数学の教員免許に必要な単位が取れるカリキュラムになっていない場合があるため、基本的には通信教育で数学の教員免許を取得することになります。
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このように、たとえ文系の学生であっても数学の教員免許さえ取得すれば数学教師になることができます。
しかし、文系の教科を勉強しつつ理系の勉強をするというのは人よりも努力をすることが必須となります。
ただし、数学の教員になりたい！という強い意志があれば、ぜひチャレンジしてみてくださいね！
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