「自然数って何だっけ?」「整数と自然数が混ざる…」
自然数は小学生や中学生だけでなく、大人でも意外と忘れてしまう数学用語の一つです。
算数では普段から数字を使っていますが、「自然数」「整数」「分数」などの言葉になると混乱することがあります。
そこで今回は、自然数の忘れにくい覚え方をまとめてみました。
自然数とは?
自然数は、「1、2、3、4、…」のように、1から順々に1ずつ増えてできる数のことです。
物の数や順序を表すときに使われる数で、
- りんごが1個
- 本が2冊
- かけっこで3位
といった場面で登場します。
これで覚える!自然数の覚え方3選
自然数がなかなか覚えられない原因は、
- 整数と混ざってしまう
- 0を含めるかどうか迷う
の2つです。
これを解決するためには、何かイメージと結びつけて覚えるのがおすすめです。
ここでは3つご紹介します。
覚え方① 指で数えられる数

指で数を数えるとき、
「1、2、3、4…」
と数えますよね。
一般的には0から数え始めることはありませんし、マイナスの数も出てきません。
つまり、
指で数えられる数=自然数
と考えると覚えやすくなります。
覚え方② 出席番号にできる数

学校の出席番号は、
1番、2番、3番…
と続いていきます。
0番や−1番の人はいません。
そのため、
出席番号に使える数=自然数
と覚える方法もおすすめです。
子どもにとって身近な例なのでイメージしやすいでしょう。
覚え方③ 「自然に数える数」

言葉の意味や漢字、英語のイメージから捉えてみるのもおすすめです。
例えば、お菓子が何個あるか数えるとき、
「1個、2個、3個…」
と数えます。
これがまさに自然数です。
つまり、
自然数=自然に物を数えるときに使う数
ということ。
「自然数」という名前そのものがヒントになっています。
意味から理解すると忘れにくくなります。
整数との違いは?
自然数とよく混同されるのが整数です。
整数は、
「…−3、−2、−1、0、1、2、3…」
のような数を指します。
イラストで表すと次のようなイメージです。

つまり、自然数は整数の一部なのです。
自然数は「正の整数」と考えると分かりやすいでしょう。
| 数 | 自然数 | 整数 |
|---|---|---|
| 5 | ○ | ○ |
| 1 | ○ | ○ |
| 0 | × | ○ |
| −3 | × | ○ |
| 2.5 | × | × |
この表を見ても分かるように、整数には0や負の数も含まれますが、自然数には含まれません。
子どもが混乱しやすいポイント
子どもがよく疑問に思うのが、「0は自然数なの?」という点です。
実は数学の世界では、場面によって0を自然数に含めることがあります。
特に大学数学やプログラミングなどでは、「0、1、2、3…」を自然数とすることもあります。
そのため、本やサイトによって説明が異なる場合があります。
ただし、小学校・中学校・高校で学習するときは、「自然数=1、2、3、…」と覚えておけば問題ありません。
覚えるよりもイメージする
数学では用語を丸暗記しようとすると忘れてしまいます。
自然数も、「自然に物を数える数」というイメージを持つと忘れにくくなります。
また、
- 指で数えられる数
- 出席番号に使われる数
- 順番を表す数
と結びつけると、より定着しやすくなります。
算数や数学の言葉は、実は名前そのものに意味が隠れていることも少なくありません。
「なぜその名前なのだろう?」と考えてみると、ただ暗記するよりずっと記憶に残りやすくなります。
子どもから「自然数って何?」と聞かれたら、ぜひ「物を数えるときに自然に使う数だよ」と説明してみてください。
意味から理解することが、数学を得意にする第一歩になります。

