「マイナス×マイナス=プラスって、どうして?」
中学校で負の数を習うと、多くの人が一度は疑問に思うポイントです。
「ルールだから覚えよう」と言われても、なかなか納得できませんよね。
そこで今回は、少し不謹慎ですが、一度聞いたら忘れにくい例え話を使って、マイナス×マイナスがプラスになるイメージを紹介します。
※あくまで覚えやすくするための例えであり、数学的な証明ではありません。
「嫌いな人」が「嫌な目」にあったら?
こんな場面を想像してみてください。
- 嫌いな人=マイナス
- 嫌な出来事=マイナス
すると、
「嫌いな人(−)が、嫌な目(−)にあう」
という状況になります。
現実では人の不幸を喜ぶことは望ましいことではありませんが、多くの人は「ちょっとスッとした」「少し気分が晴れた」と感じることがあります。
つまり、
マイナス × マイナス = プラス
というイメージで覚えることができます。
もちろん、これは「人の不幸を喜びましょう」という意味ではなく、あくまで記憶に残りやすい例え話です。
「悪いことをやめる」も同じ考え方
もう少し一般的な例で考えてみましょう。
- 人を困らせる=マイナス
- やめる=マイナス
つまり、
「人を困らせる(−)」を「やめる(−)」
すると結果は、
人を助ける方向(+)
になります。
このように、「マイナスを打ち消す」と考えると理解しやすくなります。
数学では「反対の反対」
数学では、マイナスには「反対にする」という意味があります。
例えば、
- +5 → −5(反対)
- −5 → +5(もう一度反対)
つまり、
反対を2回すると元に戻る
という考え方です。
そのため、
マイナス × マイナス = プラス
になるのです。
数学的にもこのルールでないと困る
実は、このルールは単なる暗記ではありません。
例えば、
- 2×(−3)=−6
- 1×(−3)=−3
- 0×(−3)=0
と規則的に並べると、次は
- (−1)×(−3)=+3
でなければ、計算の規則が崩れてしまいます。
つまり、数学全体のルールを矛盾なく成り立たせるためにも、マイナス×マイナスはプラスになる必要があります。
まとめ
「嫌いな人(−)が嫌な目(−)にあったら、少しスッとする(+)」という少し不謹慎な例えは、一度聞くと忘れにくい覚え方の一つです。
もちろん、これは数学の証明ではなく、あくまで「マイナスが重なるとプラスになる」という感覚をつかむためのイメージです。
本当の数学では、「反対を2回行うと元に戻る」という考え方や、計算の規則に矛盾が生じないことから、マイナス×マイナス=プラスが導かれています。

