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宿題が終わらないから学校へ行かないのはあり?【元教師が解説】

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机に伏せる少女

夏休みなど長期休暇の宿題が終わらないから学校へ行かない!そんなことを思う人もいるでしょう。

今回は、元中学・高校教師の私が、宿題が終わらない場合の対処法などを解説していきます。

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宿題が終わらないから学校へ行かないのはあり?

頭を抱える子ども

夏休みや冬休み、ゴールデンウィークなど長期休暇になると、学校から宿題がたくさん出ますよね。

しかし、休み開けの前日になって「宿題が終わってない!」と慌てる人も実は多いのです。

宿題が終わってないことで、一気に憂鬱になり、学校へ行きたくないと思う人もいるでしょう。

「宿題が終わらないから学校へ行かない」といった人も中にはいますが、おそらくこれは先生に怒られたくないから、という理由ですね。

結論から言うと、「宿題が終わってなくてもとりあえず学校には行く」ことをおすすめします。

なぜならば、宿題が終わってなくても学校へ来て欲しいと考える教師が大半だからです。

学校へ行かず家で終わるまで宿題をやる!という考えの人もいるかも知れませんが、基本的にこれはNGです。

学校を休むことで出席日数も減ってしまいますし、学校の授業や部活動にも参加できないためデメリットが多すぎます。

ではどうすれば良いのか、以下で解説していきます。

先生の怒りを最小限に!宿題が終わらないときの対処法は?

宿題はどうしても終わらせることができないが、なるべく怒られないように対処したいという人も多いはず。

そこで以下に、元教師の私が考えた対処法をリストアップしておきます。

宿題が終わりそうもない……

そう感じたら、以下の対処法を試してみましょう。

宿題が終わらないときの対処法
  • 事前に先生に電話をする
  • 登校日の朝に先生に言いに行く
  • 提出の際に正直に話す

事前に先生に電話をする

最も教師から怒られなくて済む可能性が高いのは、「事前に先生に電話をする」ことです。

担当の先生に直接電話をしても良いですし、夏休みでも先生は基本的に学校に出勤しているため、学校へ電話をかけても良いでしょう。

宿題提出日に「宿題が終わりませんでした!」よりはかなり印象が良くなります。

例えば提出日の3日前でも良いですし、前日でも構いません。

とにかく提出日よりも前に先生に報告をすることが重要です。

その際、下手な言い訳はしないように心がけましょう。

先生に言うのは、以下の3点のみです。

  • なぜ宿題が終わりそうにないかを説明
  • 「宿題ができなかったことを反省している」ことを伝える
  • 提出期限を延ばして欲しいことを伝える

この流れで言えば、少なくとも提出日当日に言うよりも怒られずに済むはずです。

登校日の朝に先生に言いに行く

事前に電話などで伝えられなければ、当日の朝でもOKです。

宿題が終わらなくても、提出期限より先に先生に申告すると印象が良くなります

そのため、学校へ登校したらすぐに職員室へ。

担当の先生に宿題が終わらなかったことを正直に話します。

  • なぜ宿題が終わらなかったかを説明
  • 「宿題ができなかったことを反省している」ことを伝える
  • 提出期限を延ばして欲しいことを伝える

期限内に出さなければ減点!という課題なら減点自体は避けられませんが、これだけのことをしっかり伝えられればそこまで怒られることはないでしょう。

提出の際に正直に話す

最終手段としては、提出の際に話すこと。

事前に先生と話すことができなければ、宿題回収の際に宿題が終わっていないことを正直に話すのです。

宿題を出さずに何を言わないでおくと、後々怒られる可能性大!

こちらから反省していることを先に言うのが大切です。

絶対にダメ!宿題が終わらなくても「やってはいけない」対処法

宿題が終わらないとついついやってしまいがちなのは、以下のような対処法です。

やってはいけない対処法
  • 言い訳をする
  • 学校を休む
  • メモで伝える
  • 何もしない(バックれる)
  • 友だちや家族に手伝ってもらう

しかしこれらは、絶対にNGだということ頭にいれておいてください!

その理由を以下で解説していきます。

言い訳をする

宿題が終わらないときに一番やってはいけないことは「ウソをつくこと」です。

残念ながら、ウソはほぼ100%先生に見破られてしまいます。

言い訳NG集
  • 宿題の紙を無くした
    →「無くした時点で学校へ来なさい」となる
  • 塾の宿題が多くてできなかった
    →「学校が優先!」となる
  • 病気だった(本当ならOK)
    →重大な病気だったら診断書を見せればOK
  • 部活動で忙しかった
    →「他の子は宿題終わってるよ?」となる

「宿題が終わらなかった」ことよりも「ウソをついてごまかそうとした」ことの方が100倍怒られます。

宿題が終わらなかったときに怒られたくないという気持ちはわかりますが、「言い訳をする方がよっぽど悪質である」と判断されるでしょう。

そのため、宿題が終わらなかった場合は素直に終わらなかったことを話すべきです。

学校を休む

過去には「宿題が終わらないから学校を休んで家でやります!」といった生徒も実はいました。

しかし、宿題が終わらなくても学校を休む必要はありません。

学校へ来て、宿題が終わらなかったことをまずは先生に伝えましょう。

その際に、

  • 放課後学校へ残って宿題をする
  • 提出期限を延ばして家で宿題に取り組む

といったように、授業には支障のない提案があるはずです。

宿題が終わらなくても自己判断で学校を休むのはあまり良い対処法とは言えません。

メモで伝える

宿題を忘れても「先生に直接言うのが面倒」「怒られそうだからヤダ」という人もいます。

そんな時に、宿題を忘れたことをメモで残す生徒もいます。

しかし、これは絶対にやってはいけないNG行動。

メモを書いて机に置く、宿題の提出係に託すのはやめましょう。

基本的に、「直接先生に言いに行く」ことが大切です。

メモを置いても、後日呼び出しになる可能性があり、直接言いに行かなかったことを怒られる可能性があります。

そのため、先生が出張でいないといった特別な事情が無い限りは直接言いに行った方が怒られなくて済む可能性が高くなります。

何もしない(バックれる)

絶対にやってはいけないのは、「何もしない」こと。

特に、宿題を代表者が集めて先生に渡すといった場合にありがちなパターンです。

「なぜ宿題を忘れたのに何も言ってこないのか?」と先生は疑問に思います。

どうしても先生に直接会いたくなければ、良い方法ではないですが、メモで伝える方が何もしないよりは良いでしょう。

友だちや家族に手伝ってもらう

宿題が終わらないからと言って、友だちや家族に手伝ってもらうのはNGです。

正直、宿題をチェックすれば「いつもと字が違う」といったことで必ずバレます。

友だちに手伝ってもらうと、その友だちまで怒られることになりかねません。

また、親や兄弟に手伝ってもらうと最悪の場合、

  • 先生が家庭に電話をかけて注意をする
  • 学校に親呼び出し

といったことになります。

もはや誰かに手伝ってもらった宿題を出すくらいなら、出さない方がマシです。

宿題は、自分でやることに意味があるので、終わらないからといって誰かに手伝ってもらうことは絶対にやめましょう。

宿題が終わらないことがストレスで鬱になることも

注意点

宿題が終わらないことで、過剰なストレスを感じてしまう人もいるでしょう。

特に真面目な人ほど、「学校の宿題が終わらない」というのはかなりの心的負担になり得ます。

宿題が終わらないことで鬱になる可能性もあるのです。

そういった場合には、宿題が終わらないかもしれないと判断した時点で、家族や担任の先生に相談してみることをおすすめします。

基本的に「宿題が終わらないから学校を休む」のはおすすめしませんが、ストレスをためてしまうくらいなら思い切って休んでしまった方が良いかも知れません。

宿題が終わらないのは生徒のせいだけではない?

鉛筆

宿題に悩まされる人は後を絶ちません。

実は、宿題が終わらないのは一概に子どもだけが悪いとは言えません。

なぜならば、必要以上に多くの宿題が出てしまっている可能性があるからです。

特にこの傾向にあるのは、中学校と高校です。

中学校と高校では、教科ごとに担当の先生が替わります。

そのせいで、先生同士の連携が取れていない場合、各教科でたくさんの宿題が出てしまうことがあるからです。

ほとんどの友だちが宿題を終えているなら努力不足かもしれませんが、多くの人が休暇の後半になっても宿題が終わっていない状況であれば、出された宿題が多すぎる可能性もあります。

こういった場合は、各教科の宿題をリストアップして、担任の先生に相談するのが良いでしょう。

明らかに宿題の量が多すぎる場合は、期間を延長するなどの対処をしてもらえるはずです。

宿題が負担なら課題のない高校選びも◎

メリットイメージ

小学校や中学校で宿題が終わらず悩んでしまった経験がある人は、高校選びも慎重におこなうべきです。

なぜならば、高校では大学進学に向けて課題が大量に出させる可能性が最も高いからです。

最近では、通信制やフリースクールを選択する生徒が増えてきました。

高校の普通課では、基本的にオールマイティに勉強ができることが望まれます。

そのため、苦手なことを無理してやりたくない人は、通信制高校などで「自分の得意なことをのばす」のも良いでしょう。

高校や大学などに進学する際は、自分がその学校で勉強を継続できる自信があるのか、今一度考えてみてください。

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