高校の入学式に親は行くべきなのか、行かないのはおかしいことなのかを元教師が徹底解説。
実際の入学式を体験したデータから、母親と父親の参加率についても解説していきます。
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高校の入学式に親が行かないのはおかしい?
高校の入学式には、基本的に両親のどちらかは参加をするのが一般的です。
これまで何度か高校の入学式を見てきましたが、両親が揃って欠席することは滅多にありませんでした。
何らかの特別な理由がない限り、母親か父親のどちらかが出席するか、両親が一緒に参加することが一般的です。
保護者が出席できない場合は、事前に学校に連絡するのが良いでしょう。
入学式の後には役員選出や説明会がある場合もありますので、確認しておくことが重要です。
親が高校の入学式に来た方が良い理由
入学式とは言え、「もう高校生だし親が行かなくても良いのでは?」と考えるご家庭もあるかもしれません。
そこで以下では、親が高校の入学式に来た方が良い5つの理由について元教師が解説していきます。
- クラスごとに記念撮影があるから
- 持ち帰りの荷物が多い場合があるから
- 入学式後に説明会をする場合があるから
- 入学式後に役員決めをする場合があるから
- 担任がどんな人か見ておくほうが良いから
クラスごとに記念撮影があるから
高校の入学式では、クラスごとに写真撮影をする学校が多いのですが、その際に保護者の方も一緒に参加するのが一般的です。
高校生ともなると、一緒に写真に映る機会は少ないのではないでしょうか。
就職や大学進学ともなれば、こういった記念撮影がないことがほとんどです。
そのため、場合によってはこれが最後の記念写真になる可能性があるのです。
子どもの新たな門出の日に撮影できるなんて素敵だと思いませんか。
持ち帰りの荷物が多い場合があるから
入学式は基本的に親御さんと一緒に来ることが前提となっているため、重い・大きい配布物があればこの機会に配布される可能性があります。
子ども一人だと持ち帰るのが大変な場合もありますので、やはり入学式には家族の誰かしらが参加した方が良いでしょう。
入学式後に説明会をする場合があるから
学校によっては入学式の後に親だけ体育館に残って説明を受けたり(この間生徒はクラスへ移動して担任から今後の流れを聞いている)PTAなどの役員決めをしたりすることがあります。
入学式に来なかった場合、別日に学校へ行って必要書類などを書かなければならなくなる可能性もあるため、注意が必要です。
入学式後に役員決めをする場合があるから
高校にもなれば、家と学校が離れていることもあるため、保護者が学校に来る機会はそうそうありません。
そのため、入学式の機会にPTAなどの役員決めを行う可能性があります。
欠席してしまうと勝手に役員に選出されてしまう可能性があるため、極力参加をした方が良いでしょう。
担任がどんな人か見ておくほうが良いから
高校入学後、基本的に担任の先生とは6月頃に行われる三者面談まで話す機会がありません。
そのため、入学式へ行っておき担任の先生がどんな人か見ておくことも結構重要です。
担任の名前と顔くらいはしっかり頭に入れておいた方が良いですよ。
一年間子どもがお世話になる先生がどんな人なのかをぜひ一目見ておいてください。
高校の入学式で母親と父親の参加率は?祖父母や兄妹の参加はあり?
高校の入学式で最も多いのは、母親のみ参加するというパターンです(全体6〜7割)。
ただし、2〜3割くらいのご家庭は両親での参加でした(私が実際に出席した入学式の場合)。
また、ご家庭によっては祖父母や兄妹が参加することもありました。
学校によって人数に制限がある場合もありますが、祖父母や兄妹が参加してはいけないというルールはほぼありません。
どうしても下の子の預け先が決まらない、両親が来れないから祖父母が参加するというように各ご家庭の状況によって参加する人を決めると良いでしょう。