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【元高校教師が解説】高校入学前にやっておくべきことは?

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まもなく卒業・入学シーズンを迎えます。

中学校を卒業し、高校へ進学をする人はどんな生活が待っているのかドキドキする時期ですね。

今回は、元高校教師の私が「高校入学前にやっておくべきこと」を解説していきます。

この記事は、

  • この春高校に入学をする「新高校1年生」
  • 来年高校に入学する「新中学3年生」
  • 現中学2~3年生の「保護者のみなさま」

に読んでいただきたい内容となっています。

「高校入学前に何か準備した方が良いの?」

「春休みの過ごし方は?」

そんな疑問をお持ちの方はぜひ一読してみてください。

タップできる目次

高校入学前にやっておきたいことリスト

鉛筆

高校入学前には、入学した後の生活がより豊かに・ラクになる準備をすると良いでしょう。

以下に3つのポイントをピックアップしてみました。

高校入学前にやっておきたいこと
  • 中学の復習は「英語」と「数学」だけでOK
  • 入学後と同じ生活リズムでスタートダッシュ成功
  • 「体力づくり」で高校1年生の1学期を乗り切る

以下で、それぞれ詳しく解説していきます。

ポイント①中学の復習は「英語」と「数学」だけでOK

数式を書く青年

高校入学前には、中学校の学習を復習しておくことが大切です。

しかし実際には、5教科すべてをやる必要はありません。

実は、復習をするのは「英語」と「数学」だけで十分なのです。

なぜ特定の教科だけ復習をする?

中学校の場合、卒業までは日々学校での学習が進んでいきます。

つまり、高校入学前に苦手分野などの復習を集中して行なうことができるのは「高校入学前の春休みだけ」なのです。

高校入学前の春休みは、そう長くありません。

5教科すべてを頑張ろうとすると、時間が足りなすぎてどの教科の勉強も中途半端になってしまいがち。

そこで、教科は絞って学習をするのがコツと言えるのです。

なぜ「英語」と「数学」が重要?

実は、理科・社会といった分野は、高校でまた一から学べるような体系になっています。

もちろん、中学校で学習する知識があれば、高校で覚えなければならないことが減ってかなり楽ができますが、高校から頑張れば追いつける教科なので、5教科内での優先度は低めです。

基本的に理科と社会は暗記教科なので、大学受験対策も高校3年生の夏以降で良いとされている教科なのです。

しかし、英語と数学はそうはいきません。

この2つの教科は、「積み上げ」がかなり重要となっています。

中学数学ができなければ高校数学はできない

中学校の数学が理解できていないと、高校の数学はかなり厳しいです。

例えば、小学校で習う足し算や引き算ができないのに、中学校の二次関数の問題が解けないことと同じです。

そのため、高校に入る前に中学数学の苦手な部分は補っておく必要があるのです。

英語は勉強しておかないと入学後にかなり苦労する

また、英語に関しても、文法や単語はある程度身に付けておかないと、高校英語についていけなくなってしまいます。

高校入学後に苦労をしないためには、「中学英語」と「中学数学」だけはできるようにしておく必要があるのです。

ポイント②入学後と同じ生活リズムでスタートダッシュ成功

特に高校入学前の春休みの過ごし方についてですが、この期間は入学後と同じ生活リズムにしておくことをおすすめします。

中高一貫校に通っている人以外は、高校入学で通学時間や通学方法が変わる人がほとんどです。

特に、

  • 起床時間
  • 就寝時間

は重要です。

高校入学時にいきなり時間を変えようとすると、体調を崩したりうまく生活リズムが整わなかったり苦労することになります。

そのため、春休みを使って少しずつで良いので、入学前に同じ生活リズムをおくれるようにしておくのが良いでしょう。

逆に、高校入学後の生活リズムに整っていれば、余裕を持って学校生活に集中することができるでしょう。

ポイント③「体力づくり」で高校1年生の1学期を乗り切る

野球グローブとボール

意外と重要なのが、「体力づくり」です。

高校入学前に、ある程度の体力をつけておけるかどうかで高校1年生の1学期が乗り切れるかが決まります。

高校入学後の5月に体調を崩す生徒が多い

実は、高校入学後の4月に体調を崩す生徒は少ないです。

入学してまもなくは、気が張っているためか、体調を崩す生徒はそう多くはありません。

私は高校1年生の担任経験がありますが、意外と体調を崩すのはゴールデンウィーク前後でした。

ちょうど高校生活に慣れた頃、疲れがどっと出て体調不良になる生徒が続出するのです。

GW明けに学校へ行けない生徒も

緊張感からの開放なのか、GWに体調を崩してしまい、なかなか抜け出せなくなる生徒もいます。

その結果、GWが明けても欠席が続いてしまう……ということがあるのです。

5月には最初の中間テストあり

体調が悪いうちは、家でゆっくり休んで欲しいところですが、実はそうも言ってられません。

なぜならば、3学期制の高校では5月中旬~下旬に「高校最初の中間テスト」が行なわれるからです。

正直、最初の中間テストを欠席してしまうことや体調不良でテストの勉強がまともにできない、ということがあると精神的にもくじけてしまいます。

そのため、まずは1学期を無事に乗り切るためにも、体力をつけておくことは重要なのです。

高校生活の1学期を乗り切るためには体力づくりを

中学校生活では、どんな生徒も部活動や体育の授業である一定の運動量が確保できています。

しかし、卒業前になると受験などを理由にほとんどの生徒が部活動を引退します。

そうなると、体力はどんどん低下してしまいます。

そのため、受験が終わった後には、ある程度意識して体力づくりを行なうと良いでしょう。

続く方法をやろう!

ただし、「毎日2時間ジョギングする」といったハードな目標は不要です。

まずは、毎日続けられそうな簡単なことから始めましょう。

どういった方法で体力づくりをするかは自分次第です。

  • 友だちとサッカーやジョギングをする
  • YouTubeで動画を見ながら筋トレをする
  • 毎日家の近くを15分散歩する

など、自分に合った方法で体力づくりを初めてみましょう。

やることリストまとめ

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ここまで高校入学前にやっておきたいこととその理由を解説してきましたが、最後にやることリストをまとめたいと思います。

高校入学前にやっておきたいこと
  • 英語と数学の復習をしておく
  • 入学後と同じ生活リズムに変えておく
  • 体力をつけておく

高校受験までは余裕がないと思いますが、受験後は上記のポイントをぜひ気にしてみてください。

特に、中学卒業から高校入学までの春休みは、気が抜けがちです。

ここで遊んだりゆっくりしたりするのも大切ですが、昼夜逆転の生活になるなど、生活リズムが大幅に崩れてしまうことだけはないように心がけましょう。

高校入学後に良いスタートがきれるよう、春休みの過ごし方は特に気をつけてくださいね。

高校で良いスタートダッシュをきるためにはしっかり準備を

高校に入学すると、新しい生活が待っています。

良いスタートダッシュをきれるかどうかは、

「どれくらい準備をしてきたか」

にかかっていると言っても過言ではないでしょう。

今自分にできそうなことは何かを考え、この記事を読んだ日から1つでも良いので始めてみませんか?

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