共通テストでは、試験中に使っていけない時計の種類があるのはご存知でしょうか。
今回は、元高校教師の私が共通テストの時計おすすめ5選を紹介します。
どんな時計なら使っても良いのか、時計選びのポイントなどもまとめてあります。
\ 今すぐチェック! /
のキャンペーン
共通テストで使ってはいけないNG時計とは?
共通テストでは、基本的に時計の着用および机の上に置くことが許可されています。
しかし、どんな時計でも良いというわけではなく、カンニング防止などの観点から使用しても良い時計の種類が決まっているのです。
共通テストで使ってはいけない時計
共通テストで使ってはいけないとされている時計は、以下の通りです。
- 辞書機能がある時計
- 電卓機能がある時計
- 端末等の機能がある時計
- 上記のような機能の有無が判別しづらい時計
- 秒針音のする時計
- キッチンタイマー
- 学習タイマー
- 大型の時計
- スマートウォッチ
このように、共通テストの受験案内には使用ができない時計についてはっきりと書かれているのです。
共通テストで使っても良い時計
逆に、上記のような「使用してはいけない」という条件に当てはまらない時計であれば共通テストで使用ができます。
共通テストで使用するなら、とにかく『アナログな時計』一択です。
使ってよいか迷うレベルの時計は持っていかない
よくある質問として、
「Gショックの時計は共通テストで使えますか?」
といった声もあるようですが、試験監督がパッと見た時に「時間を表示する以外の機能がついていそうな時計」はやめておいた方が良いです。
『令和7年度 大学入学者選抜に係る 大学入学共通テスト 受験案内』においても、
辞書,電卓,端末等の機能があるものや,それらの機能の有無が判別しづらいもの・キッチンタイマーや学習タイマー・大型のものは不可。
引用:令和7年度 大学入学者選抜に係る 大学入学共通テスト 受験案内
と明記されているからです。
実際に機能がついていなかったとしても、「それらの機能の有無が判別しづらいものは使用不可」ということがはっきりと書かれています。
運良く何事もなく試験を終えられる可能性もありますが、試験官に指摘されて試験で時計が使えなくなる恐れがあります。
共通テストで使うなら、とにかく機能や余計なボタンが付いてないシンプルなアナログ時計がおすすめです。
【元高校教師が選ぶ】共通テストの時計おすすめ5選
共通テストに持っていく時計に関しては、上記のように割と明確にNGラインが設定されています。
そこで以下では、元高校教師の私が共通テストで使えるおすすめの時計を5つに厳選してご紹介します。
[カシオ] 腕時計 カシオ コレクション MQ-24-7B2LLJH
とにかく無駄な機能がついておらずシンプルな時計がおすすめです。
カシオなら安心できるブランドですし、文字盤の見やすさや付け心地にも定評があります。
カラーバリエーションも9種類はあるようなので、普段から使いやすい色を選べば共通テスト以外でも長く活用できるでしょう。
[シチズン Q&Q] 腕時計 アナログ 防水 ウレタンベルト VP84-852
低コストで使い勝手の良いシチズンのアナログ時計もおすすめです。
こちらの時計はケースや風防に樹脂やアクリルを使っており、軽くて丈夫な仕上がりになっています。
電池寿命は約3年(新しい電池使用時)となっているため、心配な方は共通テストの前に一度交換しておけば本番の日に電池切れになるリスクも無くなります。
[シチズン Q&Q] 腕時計 アナログ 防水 ウレタンベルト VS40-010
オシャレなデザインのものがよければ、シチズンのVS40シリーズもおすすめです。
シーンを選ばないシンプルなデザインと日常生活に十分な10気圧の防水性を持つ腕時計。
ベルトには丈夫で汚れに強いウレタンが使用されているため、腕に馴染みやすく軽量なので腕への負担も軽減できます。
[シチズン Q&Q] ポケットウォッチ 防水 クリップ QA72-204
腕に時計をつけるのが苦手な方や、机の上に置きたい方、予備で腕時計の他にもう一つ時計を準備したい方ならポケットウォッチタイプがおすすめです。
シンプルな文字板デザインで見やすい直径34ミリのポケットウォッチ。
バッグなどに取り付けられるフック付きです。
[リトルマジック] キーホルダー時計 カラフルウォッチ 日本製電池
分針のメモリがパッと見てわかりやすいリトルマジックのポケットウォッチ。
安価な時計にありがちな外国製のクォーツではなく、信頼性の高い日本製を採用していることが大きなポイントです。
さらに、自分で簡単に電池交換ができるタイプなので、試験直前に交換しておけば電池切れの心配も入りませんよ。
共通テストの時計選びで失敗しないポイント
共通テストでは、使えない時計を避けるのはもちろんのこと、他にも注目しておきたいポイントがあります。
共通テストの時計選びで失敗したくない方はぜひ、以下のポイントに気をつけてみてくださいね。
- いろんな機能がついている時計は選ばない
- 文字盤が大きく見やすいものを選ぶ
- 分針のメモリがしっかりと書かれたものを選ぶ
- ちゃんとしたメーカーのものから選ぶ
- 保証(1年間など)のついたものから選ぶ
- ベルトや時計の素材(金属や布など)は本人の体質に合ったものを選ぶ
- 机に置くならポケットウォッチが便利
- 大丈夫なのか不安が残るタイプは選ばない
- 高価すぎるものはなるべく選ばない
使用不可の時計が見つかったらどうなる?
試験中に使用が許可されない時計の着用や使用が確認された場合、解答を一時中断させて試験終了まで試験官が預かることがあります。
また、スマートウォッチなどを使ったカンニングなど故意的な使用が発覚すれば、不正行為として試験自体が失格になることも考えられます。
どちらにせよ、共通テストの結果に大きく影響することになりますので、持っていく時計は自信を持って大丈夫だと思えるものにするのが良いでしょう。
「この時計は大丈夫かな?」
と不安に思うレベルであればちゃんと別の時計を準備していった方が良いですよ。
年に一度しかない共通テストなので、不安要素はなるべく減らす努力をしていきましょう。